浄土真宗の仏具は難しい

先週から浄土真宗本願寺派の仏具を色々書いています。

天井からぶら下がっている灯篭など、何を選べばよいのか。

          簡単なもので良いけど、
          間違ってはいけないし。。。
         せっかくなら正式なものを購入したい

最近はこのようなお問い合わせをよく受けます。

菊輪灯を両脇に下げるのが正式

浄土真宗本願寺派のご寺院様へ訪ねると大きな輪っかの小さな灯りが灯されています。

この輪っかの灯りのことを、輪灯(りんとう)と呼び、本願寺派は、菊の模様が輪の部分と竿の部分に豪華に入っている「菊輪灯」と言います。

ですので、お仏壇にも荘厳できるようでしたら両脇に「菊輪灯」を吊ります。

松江市本願寺派寺院「宗祖降誕会法要」2018順光寺 住職コラムよりお借りしました

寺院様は、本当に立派な菊輪灯です。

弊社で販売している菊輪灯は、この形です。

輪の部分の外径を測ります。幅115mm3.5寸サイズから大きなものは幅170mm5.5寸サイズまで各サイズがご用意できます。

菊輪灯販売ページ

お仏壇によってサイズが決まっています。大きさがわからない場合はお尋ねくださいませ。

輪灯が荘厳できない場合。。

必ずしも輪灯を吊らないといけないわけではありません。
菊輪灯は、かなりのお値段がします。両脇にこじんまりとした釣灯篭を下げても良いでしょう。

吊灯篭

好みで両脇に下げれば宜しいかと。灯篭の灯りは、仏様の智慧の象徴とされています。少しでも豪華になるように金色のタイプをお勧めしています。
この灯篭とは別に、ご本尊の近くには、神前灯篭と言った金灯篭をさげます。

弊社ではあまり荘厳しませんが、釣灯篭(隠元灯篭等)の代わりにこの神前灯篭(金灯篭)を下げる場合もあるようです。

神前灯篭(金灯篭)

この金灯篭のことはまた次回に繋ぎたいと思います。

それでは最後までありがとうございます。

奥村仏具店 店舗情報

住所 愛知県名古屋市中区橘1丁目4-11
電話番号 052-321-1867
営業日 月曜から土曜 日曜定休日(予約の場合はご連絡下さい)
    9:30~17:30
※※※夫婦二人&息子でお店を回しています。急な外出で対応できないときがございます。電話でご連絡下さいませ。※※※

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